コーヒー粉を振ると何が変わる?Barista Hustleの実験を読み解く

Barista Hustleのシェイキング実験を読む編集部制作カード。粒子の図形は装飾イメージ。 テクニック
画像:Coffee Gear Radar制作(カテゴリ別編集部制作カード)
テクニック

Barista Hustleが2024年8月23日に公開したシェイキングの実験では、EK43とMythosで異なる結果が出ています。EK43で有意に短くなった抽出時間と、この実験では有意差が確認されなかった抽出率を分けて読みます。

Shaking Liberates Fines
We think we've finally worked out what happens to your coffee grinds, when you include shaking in your espresso prep rou...

短くなった時間と未確定の抽出率

Shaking Liberates Finesでは、Mythosのテストで抽出率・時間に統計的に有意な差は確認されませんでした。EK43では平均時間が21.8秒から20秒へ短くなり、この差は有意。一方、抽出率は21.4%から22.4%へ上がったものの、有意とはされていません。各テストは5ショットの平均で、全ショットにAutoCombを使用しています。

全ショットでAutoCombを使っているため、シェイキング単独とAutoCombの優劣を比べた実験ではありません。

残留物の観察と、未測定のカップ内固形物

同記事では、振った粉で抽出するとポルタフィルター内側の残留物が増える様子も報告。穴のないブラインドバスケットで容器をふさいで振った場合にも見られました。ただし、写真の検証には穴の大きいPesado HE%バスケットを使用。カップ内の不溶性固形物を定量した結果ではなく、その測定は今後の実験案として記されています。

残留物の写真からカップ内の固形物量や味の良し悪しは判断できません。この観察だけで、別の豆やバスケットにも同じ結果が出るとは言えません。

出典:Barista Hustle、2024年8月23日公開(2026年10月2日確認)。

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