ラテアート用のピッチャーは、注ぎ口が鋭ければ同じように注げるわけではありません。TIMEMOREと伊藤大貴氏による「Daruma-Milk Pitcher」は、先端の形に加え、その手前の流路と注ぎ口の高さまで組み合わせた設計が気になる一品。国内では380mlと600mlの販売ページを確認でき、普段のカップとミルク量に合わせて選べます。
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国内正規代理店の600ml・ブラック販売ページでは、掲載価格は6,380円(税込)。380ml・ブラックは5,280円(税込)です。どちらもカート表示があり、最終的な在庫・納期は販売店で確認が必要です(2026年10月3日確認)。
先端、流路、高さをひと組で考える
メーカーの製品説明では、ティアドロップ型の先端、外側へ広がる流路、低めの注ぎ口という三つの形状を組み合わせています。伊藤氏は、先端の手前に伸ばした溝でミルクの流れを整え、注ぎ口をわずかに下向きにすることでコントロールしやすくした、と説明しています。
注目したいのは、細い線を狙うための先端だけで話が終わっていないこと。ピッチャーを傾けたときに、ミルクがどこを通って先端へ集まり、カップの液面までどのくらいの距離を落ちるか。その一連の流れを設計の対象にしています。
先端だけを細くする設計との違いは、その上流にある溝と、液面へ近づけるための低い形状にも役割を持たせていること。メーカーの説明からは、描き始めの位置決めと、注ぎ続けるときの流れをひと組で扱う発想が読み取れます。
国内の380mlは140g、600mlは200g

国内仕様では380mlが115×77×95mm・140g、600mlが131×90×110mm・200g。600mlに対する380mlの重量比は70%ですが、ここにミルクの重さが加わるため、空の本体重量だけで注ぎ心地は決まりません。容量表記も、そのままスチーム時に入れられる牛乳量を意味するものではありません。
二つのモデルの重量差は60g。小さいモデルにも同じ注ぎ口の説明とハンドルの指ガイドが掲載されており、国内で容量違いを選べる構成になっています。
海外公式が紹介する600mlモデルは壁厚0.75mm。メーカーは軽さに加え、スチーム中に手を添えた際の感触を伝えやすくする狙いを説明しています。ただし、この壁厚を国内380mlにもそのまま当てはめる根拠は確認できませんでした。
本体に近いハンドルと三つの指ガイド
ハンドルは本体に近い位置へまとめられ、指を置くための三つのガイドを備えます。毎回同じ位置で持ちやすくする、というのがメーカーの狙いです。
注ぎ口を低くし、ハンドルも本体の近くへまとめる。この組み合わせは、先端からミルク表面までの距離と、手から本体までの距離の両方を短くする方向です。Darumaの特徴は、薄いボディだけに操作性を委ねていない点にもあります。
形と動きを確認するための紹介動画
国内販売ページには製品紹介動画が掲載されています。販売ページ掲載のDaruma紹介動画をYouTubeで見る。購入前に外形や持ち方を確認するための補助資料として使えます。
Darumaは、ティアドロップ型の先端、延長された流路、低い注ぎ口、近いハンドルという構成が核になっています。国内では380ml・140gと600ml・200gの二つから選べるため、同じ設計思想を異なるサイズで取り入れられるピッチャーです。


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